先のCOOP問題

ご存知のように生協のCOOP商品「ギョーザ」事件が起こりTVでも大きく採り上げられました。別に生協が作っているわけでもないのに、結構多方面から叩かれました。まあ食品を扱っているのだからもっとしっかりしてくれ、ということでしょうが、表に出ていないだけで中国の輸入冷凍食品の問題は少なからず日本中のスーパーでも起きていると思います。

実は過去のブログにも書いたことがあるのですが、中国産冷凍食品を食べてエライ目に会ったことがあります。手が腫れてしまったのです。その時はギョーザではなく、焼き鳥やサバの味噌煮だったと思います。購入したのは生協ではないのですが、誰でも知っている大手スーパーです。私自身、体質が敏感なもので、体に入れたら良くないものや、体質に合わないものはすぐに反応が出てしまうのです。これは自分では、悪いとか体が弱いということではないと思っています。ちゃんとした(つまり値段なりの)焼き鳥や魚を食べたからといって、そんな反応は起きないからです。

つまり、どうしたらこんな安い価格で出せるんだというような物を食べたときに起こったのです(安くても安全な物も多くありますが)。ただ、早めに反応が出ることによって、私は食べるのを止めてしまうので、内蔵を壊さないで済んでいるのだと解釈しています。逆にありがたいぐらいです。そんなおかげか私はもう25年ぐらい病院に行ったことがありません。いや、病院には勤務してましたけどね ^^;

さて、ギョーザ事件が起こったからといって生協だけをヤリ玉にあげるのはおもしろくないので、こうして書いています。実際、ほかのスーパーの冷凍食品コーナーは、ギョーザに限らず、以前からあやしいと思っていた食品が現在棚から消えています。私がエライ目に会った例の焼き鳥やサバも現在は消えています。また、現在は冷凍物に限らず中国野菜には、いろいろと問題が出ているようですね。ニンニクとか。困ったもんです。



安くてうまい魚の缶詰

で、本題です。ズバリ105円と安いわりにウマイ(と私は思ってる)魚の缶詰を2つ紹介します。数年前に見つけたものですが、前述のような生協のきっかけがあったもので、ついでに書いておきます。COOP印の「さんま」と「いわし」の缶詰です。同様の105円の魚の缶詰は大手水産加工食品メーカーからも多数出ているのですが、私が一番気に入っているのが、このCOOP印のものです。ハッキリ言ってこの価格帯の缶詰の味はどれもたいしたことありません。たいていは甘いタレだけが口の中に残り、魚の味がしないのです。

まあ、一度騙されたと思って試してみてください。騙されても105円です ^^; この値段のわりには、ちゃんとサンマ、あるいはイワシの風味が出ているのです。ただ105円シリーズにはサバが無いようですが。私が行きつけの生協には、同じ棚に大手メーカーの缶詰も同じ値段で置いてありますが、意味がありませんね。これに限らずCOOP印のものは、いろいろと買って他社のものと比較してみるといいですね。思わぬ発見があるかもしれません。製造元が同じでもCOOP用に味付けを変えている商品もあります。

また、生協のツマミのコーナーに置いてある「一夜干風・やわらかあたりめ」という、するめいかの商品があります。これがあなどれないのだ。どこのスーパーにも置いてありそうなのだが、無い。この皮付きでありながら柔らかいスルメが。硬いイカならどこでも買えますが、この「一夜干風」というのがなかなか無いわけ。これまたスルメの臭いがプンプンしてお勧めです。函館で製造されているようです。

函館に限らず北海道産のあたりめは旨いですね。北海道物産展がデパートで開催されるとよく行きます。あたりめはもちろん、イクラなんかも近所のスーパーで売っているものとは全く風味が違います。年に1〜2回の贅沢として利用します。



魚缶でカルシウム摂取

さて、缶詰にされた魚は、圧力をかけて煮られているので、骨ごと柔らかく食べられるのが特徴です。というより、骨は抜いていません、これが魚缶の最大の特徴(ツナは骨が無いけどね)。

例えば、定番のサバのしょうが煮にしろ、塩焼きにしろ、骨は取り除いて食べます。特に真ん中の太い骨などとても噛み切れるものではありません。しかし、魚の缶詰ではこれが可能になります。

魚の骨には、当然カルシウムが多く含まれるので、こういった魚缶は、近年、骨粗しょう症対策としても注目されているのです。今一度、魚の缶詰の有効性を見直してみる必要がありそうですね。ある意味、生魚より栄養価が高いかもしれません。

そして、サバ,サンマ,イワシなどの青魚は、血液中のコレステロール濃度を下げる効果のある、DHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含むので、健康を気にする人の間で見直されています。また、魚にはビタミンDも多く含まれます。

実は、UVカット化粧品を毎日使っていると、紫外線を浴びなくなるので、ビタミンD不足になるのではないか、という話があります。ビタミンDはカルシウムの吸収の手助けをする成分なので、これを危惧しているらしいのです。実際のところどうなのか、よく分かりませんが、まあその意味でも魚を日頃食べるということは有効かもしれません。



これは、魚缶ではなく、アジの開き「まるごとくん」です。沼津の浜風で天日干ししたものを、こんがり焼きあげてあります。缶詰ではないけど、独自の製法で頭・骨・尾まで丸ごと食べられるようになっているので、これもカルシウムが摂れますね。食べ方は、中の透明パックのまま電子レンジで約20秒加熱するだけ。

ちなみに私の住んでいる地域では、全般的に何でも安く買えるのがBig、それから地元のスーパー。しかし営業時間の問題もあって、一番よく利用するのはジャスコ。同じイオングループでも品揃え、値段が違うのがおもしろい。あと買い物の損得の問題として、10円、20円に惑わされていませんか。自分では得した気になっていても、遠く離れた所へクルマを使って(場合によっては駐車料金も)安い物を買いに行っても、結果的には損しているということがよくあります。ガソリン代もお金だし、かかった時間もお金です。近所でまとめ買いしたほうが、あるいは通販とか宅配を利用したほうが安い場合も多々ありますね。



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