スリープトラッカーについて

スリープトラッカーは睡眠時に装着して使う腕時計。安眠のための時計ではなく、最適な時間にスッキリ起きるために利用するもの。Sleep腕時計とも呼ばれているようだ。

なぜスッキリと目覚めることができるかというと、睡眠中の時間帯の中でも、ほぼ目覚めている状態に最も近い状態のときに起こしてくれるから。

実は、睡眠にはサイクルがあり、浅い眠り(夢を見るときはこの状態)の状態であるレム睡眠と、深い眠りの状態であるノンレム睡眠とに分けられる。

脳波の状態から見ると、起きて作業している時はベータ波、リラックスしている時はアルファ波、さらに瞑想や夢を見る状態になってくるとシータ波、さらに熟睡時にデルタ波となる。このことから、最も深いノンレム睡眠はデルタ睡眠とも呼ばれる。

人は、睡眠時ずっと深く眠っているわけではなく、浅い眠りと深い眠りを一定のパターンでくり返しているのだ。8時間寝る人は、だいたいこのパターンを8時間のうち、4〜5回くり返していることになる。

つまり、浅い眠りの状態の時であれば簡単に起きやすいわけ。眠りについて2〜3時間しか寝ていないのに、ふと目がさめてしまうことがあるのは、こういう時である。眠りが足りている、足りていないは関係なく、タイミングさえ合えば、起きれてしまうのだ。

これが本当に熟睡している時であれば、こうはならない。外部からの刺激(例えば目覚まし時計、や大きな音)があって初めて起きる(起こされる)。これは無理やりのことなので、ある意味、不快である。スッキリ起きれない。

睡眠のサイクルは人によって違うので、まず自分の睡眠サイクルを知る必要がある。これを手助けしてくれるのが、このスリープトラッカーという腕時計。

装着者の睡眠のサイクルから「ほぼ目覚めている状態」を察知して記録してくれるのだ。そして、浅い眠りからほぼ目覚めている状態に移行するタイミングで起こして(アラーム/バイブ)くれる。

Sleeptracker PRO
スリープトラッカーには「Sleeptracker」と高機能版の「Sleeptracker PRO」の2種類がある。PROのほうは、睡眠データの記録が12時間と、通常版より4時間長い。通常版はアラームしかないが、PROのほうは、さらにバイブ機能が付く。さらにPROは、パソコンへ睡眠データの移行、ソフトウェアによる睡眠データの評価の機能が付いている。※2008年当時のデータです。現在はエリート版も登場し、これは従来のプロ版に比べて、軽量でコンパクトになっているよう。

くり返しになるが、このスリープトラッカーは安眠装置ではない。一番起きやすいタイミングに起こしてくれるサポートツールである。お間違いのないように。どうせ起こされるなら誰だってスッキリ起こされたほうが気分がいいに決まっているので、それを望む人には有効だろう。実際、仕事が忙しくて睡眠時間が不定期な人などに愛用されているようだ。



朝の目覚めのために

上に紹介のスリープトラッカーとは違いますが、朝の目覚めのために使えるアイテムを2つ紹介します。

余談ですが、仕事や深夜のドライブなど緊急の眠気覚ましが必要なときには、カフェイン入りアイテムなども便利です。

お目覚めスタンドASSA
これは、生体リズムお目覚めスタンド・アッサというもの。朝日が身体に与える刺激を研究して生まれた、生体リズムお目覚めスタンドです。

1日は24時間と決まっていますが、実は体内時計(本来の身体のリズム)は25時間周期であるという説があります。このズレを毎日調節してくれるのが、朝の太陽光だと言われるわけ。しかし、現代人は部屋をカーテンで閉め切っているので、とても毎朝自然な太陽光で起きる状態ではありません。

このスタンドは、次第に明るさを増してゆく朝の光をシミュレート。約30分かけて少しずつ周りが明るくなっていきます。それに加え、アラームもだんだん大きくなる目覚まし時計の機能も付いています。明るさは、好みによって無段階に変えられ、起きるときだけでなく、眠るときに自動消灯させる「おやすみタイマー機能」もあります。

人生時計 ビビットピンク
これは、朝の目覚めが楽しくなる目覚まし時計です。デジタル・ドット絵が状況によって変化するゲーム感覚の時計。時計の中の住人(ドット絵)というのがいて、新米サラリーマン,リーゼントバンドマン,年頃の女の子の3人の中から選べるようになっています。起床時刻をセットすると、この3人に合わせた音色のアラームが鳴るわけです。その他キッチンタイマー、おでかけチマー、バックライトの機能が付いています。

・毎朝、規則正しい起床を続けていると(ちゃんとアラームを止めて起きると)、時計の中の住人がやがて大富豪の住人になる。
・アラームが鳴っているのに、起きない生活を続けていると、やがて貧乏生活の住人に成り下がってしまう。



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目覚めに関して書かれている質問を集めました。
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